続きを読む

イバン・レピラ 深い穴に落ちてしまった


言語としてのスペイン語ではなく地理的なスペインの文芸作品というとフェルナンド・ペソアが真っ先に思い浮かぶ。イバン・レピラは、バスクの中心都市ビルバオ生まれ。バスクといえば自転車プロチームのエウスカルテル・エウスカディ(残念ながら数年前に解散)や、サッカーのアスレチック・クラブ(通称アスレティック・ビルバオ、正式名称に地名などが入っていない時点で、その歴史の長さが推測できる)のように、バスク人だけでチームを構成しようとするくらい独立心や帰属意識が高くて、嫌いではない。そんなプロチームは他にないからだ。この話は数年前にもブログで書いてるので、これくらいにしておく。そんなバスク生まれのレピラの小説二作目が、本作。

続きを読む

続きを読む

わざわざの働きかた



数年前、ツイッターで話しかけられた。以前からブログを読んでいる、漆器を見てみたい、と。お越しくださるのはとても嬉しいしありがたいことなので、ウェルカムである。ただ、店舗を構えていないので、びっくりするだろうということは事前にお伝えしておいた。私の金沢のねぐらは、玄関やユニットバスを含めて14平米しかない。そこへ、娘さんを連れてやってきた。そのときの様子は、こちらに綴られている。

続きを読む

ウンベルト・エーコ ヌメロ・ゼロ



ダヴィンチコードのようなトンデモ本を元にした空想オカルト本とは比較にならない知の結晶「薔薇の名前」をはじめとした小説家であり、記号学者でもある、ウンベルト・エーコ。大変残念ながら、2016年2月19日に亡くなった。84歳。結果として遺作になったのが、イタリア本国では2015年に刊行された「ヌメロ・ゼロ」だ。

続きを読む

七草粥



昨年「おかゆメーカー」なるものを購入し、ほぼ毎日の食事で使っております。大変に便利で、豆腐やヨーグルトなども作れるようですが、私にとって何よりも嬉しいのは、玄米からでもお粥を炊けること。しかも内釜を熱々に加熱して炊く従来の炊飯器とは全く異なる、言わば湯煎式。ぐずぐずにならず、糊状にもならず、水の量で好みの分合いにすればよく、とても美味しいお粥が簡単に作れます。製造メーカーは象印で安心。それでいながら五千円しないという素晴らしいアイテム。おすすめです。というわけで、七草粥も簡単にできました。

続きを読む

続きを読む

ワレリイ・ブリューソフ 南十字星共和国



まさかの復刊。半世紀ほど前に刊行された「20世紀のロシア小説」に収録された一冊。これまではとんでもなく古い古書(あたりまえである)を何とか入手するしかなかった。それが、手軽なuブックスで、私の嫌いじゃないuブックスで復刊。ロシア象徴主義の震源地ブリューソフ、ボリシェビキ政権で要職に就いた、とても象徴詩人とは思えぬキャリアのブリューソフの短編集。

続きを読む

続きを読む

七草粥

nnakusa2016

粥:せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、梅干し、米。
御御御付:おくら、ごぼう、きゃべつ、わかめ。
煮物:かぼちゃ、れんこん、さつまいも、いんげん。
漬物:すずしろ。