今年もごちそうさまでした

12月に訪れた加賀近辺の飲食店をまとめて紹介します。
お酒がメインのところは省いていますが、ものすごく長いです。

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Transit Kings/Living in a giant candle winking at God



アンビエントハウスの創始者であるThe OrbとThe KLFは、1990年前後の私にとっては絶対的存在だった。The ORBの1st以来、16年ぶりにDr.アレックス・パターソンとジミー・コーティが組んだユニットがアルバムをリリースするというので、不安でしょうがなかった。そしてそれは半分は当たり、半分は外れた。元スミスのジョニー・マーや、ピンク・フロイドのセッションバーシストが参加したこのアルバムは、ロック的なダイナミズムと90年代レイヴの名残りをとどめた、まったく新しくない音。それでも私は、安心して体を委ねられる。

画像の後ろにあるのは「チルアウト」という言葉を広めた記念碑的傑作、The KLFの2ndアルバムにしてアンビエントハウスの金字塔。その名も『Chill out』です。

YAS-KAZ『兎に角』



現代音楽の巨匠、小杉武久。ジャズの極北、阿部薫。舞踏を世界に知らしめた、土方巽。YAS-KAZは、錚々たる顔ぶれと活動してきた、日本を代表するパーカッショニスト。10年ぶりとなる新譜。それぞれの曲を捧げている名前も私が大好きな人たちばかり。

01 バブルクンドあるいは黄漠奇聞 稲垣足穂に捧ぐ
02 弓と竪琴 オクタヴィオ・パスに捧ぐ
03 VERA ヴェリエ・ド・リダランに捧ぐ
04 裸の王様 坂道にて転ぶの巻(東洋編)
05 雪の鞘から氷の剣 土方巽に捧ぐ
06 組曲:うさぎとかめに関する驚くべき真相 ロード・ダンセイニに捧ぐ
07 WADJI 2nd Theme(Live in Moscow 2003)

巧みな空間表現。日本人なら心どころか魂を揺さぶられ、あらぬところに連れていかれるる音楽。

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「料理通信」1月号



角川春樹事務所。雑誌コードの都合なのだろうけど、「料理通信」は「ランティエ。」の別冊。「日常にもっと漆を!」とのタイトルに“tradition×contemporary”の文字。共同開発したショップからカップ&ソーサーを掲載いただきました。同じページには、海外在住の日本人デザイナー富田一彦氏を起用した、同じく山中で現在進められているブランドプロジェクト。「コンテンポラリー」をどう捉えているかの本質的なニュアンスが明確に出ていて、この比較はおもしろいです。というか、右のアイテムは、漆ではなくウレタン塗装なのでページの括り方の辻褄が……。メディアの責任ではないですね、これは。言及すると長くなるので省きます。

私の作ったほうは、いつも通りすべてを開示してリリースしているので、そのままの説明記事を書いていただいています。