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多和田葉子「ボルドーの義兄」



まず最初に結論を口にして、それはなんでかっていうとこうだから、だってそれってこういうわけで、と話が続く「さかのぼり形式」は、実際に話を聞くときには相当の苦痛を強いられる。プレゼンテーションならば最初に結論というか提案を出しといて裏付けを説明していく方法はマニュアルにもある。それを小説としてやってしまう多和田葉子は技術のある書き手だ。

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マイク・マクゴニガル「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」 



1991年はロックの当たり年だった。アメリカではシアトルからグランジが大爆発し、イギリスではロックとダンスが融合したマンチェスタームーブメントがピークを迎えていた。The KLFは世界を翻弄し、ちんけなバンドのプライマル・スクリームが一躍時代の寵児となり、サッカーのファンジンを作っていたおっさんはダンスとロックの橋渡しをするDJとして君臨し、カート・コバーンは蝕まれていた。たくさんの名盤が生まれ、時代の徒花でも懐メロでもなく、今でもふつうに聴けるものばかり。その中でも私が最も愛聴し続けているのが、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(通称マイブラ、以下MBV)の2ndアルバム「ラブレス」(リリース当初の邦題は「愛なき世界」)だ。制作費4500万だか6500万だかで、レコーディング期間3年、エンジニアは総勢18人、所属するインディレーベルのクリエイションを破産に追い込んだことでも有名な、終わりなき偏執狂の創造性を極限まで追求した、いまさら私が言うまでもなくロック史に燦然と輝く名盤中の名盤中の名盤中の傑作。サイケデリアの到達点、シューゲイザーの金字塔。隙間なく空間を埋めつくすギターノイズ。その上から降り注ぐ美しい旋律と甘く気怠い声。官能性と多幸感に満ちた夢のような世界。CDは3回買い替えた。LPも磨り減ってしまい、なんとかクリエイションのオリジナル盤をみつけて2枚目を購入した。

本書は、そのアルバムの制作現場や裏話などをまとめたもの。
要は「なんでそんなに時間がかかったのか」という話。

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Sonic Youth/the eternal 



【rock&pops】

Spirit desire
Spirit desire
Spirit desire
We will fall

欲望にスピリットを
欲望にスピリットを
欲望にスピリットを
わたしたちは、楽しくなる

 -sonic youth“Teenage riot”

ソニック・ユース、20枚目くらいのアルバム。

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