漆のマトリョーシカ



ロシア産の白木のマトリョーシカを購入し、拭漆をかけたところ。
白木の表面が拭漆で仕上げるためのものではないので、こういうむらになります。細かな傷も目立ちます。このままではあまりにもかわいそうなので、どうにかしないといけません。木地呂にするか、溜にするか、下地を施して朱や黒に塗るか、決めかねています。蒔絵をつけてもいいかなとも思っているのですが、ふつうのマトリョーシカの顔と服装ではつまらないですし本場には適わないので、こちらもさてどうしようかと思案中です。

できあがったら、また改めてご紹介したいと思います。

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コメント

not subject

コメントをいただいていたのに気づくのが遅く、返信に時間が空いてしまい申し訳ないです。

may様
マトリョーシカに漆を塗るのは、私のアイデアではないんです。あるマトリョーシカの展示会で、さまざまな塗りを施したマトリョーシカが一同に集い、そこに漆塗りもありました。でも漆塗りは綺麗に仕上がっていなくて、漆器を作るひとりとして、そんなレベルかと思われるのがいやで、ほんとに綺麗にできないのかと思い作ってみました。このあと問題点が出て、いまだ完成に至っていないのですが、完成したら必ずブログで紹介します。といっても、これだけ間が空くと、may様がお忘れになっているかもしれませんね……申し訳ないです。

171様
ブログ拝見しました。立派なマトリョーシカですね。趣味の域を超えています。百貨店のバイヤー、雑貨店のスタッフ、マトリョーシカコレクター、いろいろな人に制作途中のものを見せたのですが、漆を塗ったあとは、絵を入れずに無地のほうがいいという意見がほとんどでした。では私はどうするかというと、マトリョーシカに合う絵柄は必ずあるはずなので、それを入れてやろうと考えています。塗りで種類を増やすのは、あまり考えていません。もちろん無地も作ります。

not subject

すみません、上記のブログのアドレスです。
http://blogs.yahoo.co.jp/pompom20310

not subject

初めまして。私は趣味で白木のマトリョーシカに絵付けをしています。また、漆器が伝統工芸である土地に引越してきて、すっかり漆器の虜になりました。
大好きなマトリョーシカと漆塗り。まさかこの2つが融合するなんて、思ってもみませんでした。
マトリョーシカには必ず絵付けをしなければならないと思いこんでいましたが、漆塗りならむしろ無地のほうが素敵です。
全て無地にして、一つずつ異なる塗り方にしたらいかがでしょうか。
長くなってすみません。
(自分で絵付けをしたマトの写真がありますので、良かったらブログを見て下さい。)

はじめまして

はじめまして。
漆で検索しているところ、こちらにたどり着きました。
このマトリョーシカたいへん画期的ですね。
完成を愉しみにしております。
それでは、また顔ださせていただきます。

四季様

いえいえ、漆器の違い、知っていただければうれしいです。私がこの仕事を始めたときはもっと珍妙なことを言っていました。ちなみに下地を施さないで黒や朱を塗るのは「木出し」(もくだし)や「目はじき」と呼ばれます。木目が残る仕上がりです。黒に蒔絵は、銀河鉄道999の車掌のように不思議な感じになりそうで、私も作ってみたいのはやまやまでございます。でも、それ用に木地から作るとなると棗4つぶん……。

船長かわいいですね。絵心があれば思いつくままに描けて楽しそうです。この本は、50人ほどのクリエイターが、同じサイズのマトリョーシカに絵を描くという企画展に出品されたものの写真集で、ずいぶん前になりますが展示会も巡回していましたよ。いちばん外側の大きなもので高さ8cmくらいの、ほんとうに小さくて細かなものたちでした。

not subject

わー、よく知りもしないのに好き勝手言ってごめんなさい!
せっかくのマトリョーシカなのに、中に入らなくなったりしたら大変。
それに費用ももちろんかかりますものねえ。
前のたわごとは聞き流しておいて下さいませ~。
下地とか蒔絵とか、そういうのについての記事も楽しみにしてますね。

リンク先を見てびっくり。こんなマトリョーシカもあるんですか!
一番下の船長が可愛いです。

四季様

なでなでご希望うれしいです。なぜかきれいに撮れてしまいました。
実際は、もっと木の繊維質が目立つ、ぼそぼそした感じです。
(同じ条件でふだんの器を撮り直したいですが、それでは嘘ですね)
内側は、もっとひどい有様ですが、仕方なくそのままです。

黒で蒔絵ですか……それは困りました。
ここから下地をしないと、黒や朱はきれいに塗れないんです。
黒や朱は、表面に「塗る」だけなので、でこぼこしていると、
でこぼこしたままになってしまうのです。
透明な漆を塗れば、光が表面で反射しないので、
言い方が悪いですがうまくごまがせるわけです。

このマト君に下地を施すとなると、かなりお金がかかります。
いちばん小さいマトが、いちばんたいへんです。
期間は下地だけで1か月半ほど必要でしょうか。
下地がどんなものなのかは、おいおい「漆器ができるまで」などでご紹介します。

そして、お金がかかることよりも、下地を施すと厚みがでるので、
中に入らないものが出てきそうなことが、下地を躊躇させています。
マトリョーシカ本(http://www.utrecht.jp/book/detail.php?2080)にも、
漆塗りのものがいくつかありました。でも、どれもでこぼこしていました。
そりゃたいへんだもんなあと、お気持ち察してしまいました。

ワルツ様

そうです、あのときのマトリョーシカです。
漆器は、ここまでくるのも大変なんです。

「漆器ができるまで」は、月いちペースで記事を増やしていく予定です。
まだまだ完成までは遠い道のりですが、ご覧いただければうれしいです。

not subject

わあー、私もなでなでしたいです。
写真だと細かい傷なんて全然分からないですね。
このままでも素敵。
でも色んな仕上げ方を並べて見てみたい気も…(欲張り)
どれか一つといえば、黒蒔絵が見たい!
製作過程も、ぜひ見せてくださいね。楽しみです♪

not subject

あ!!あの時のマトリョーシカ人形なのですね。
このままでも不思議な色合いが趣きありますね。
どんな風に仕上がっていくのかすごく楽しみです。
作られていく途中などなかなか目にする事がないので、すごく新鮮に見せてもらいました。

pico様

ご覧いただきありがとうございます。
実物はあまりきれいではないです。
なぜかきれいに撮れてしまいました。
蒔絵は、描くかどうか迷いどころです。
1組しかないので、何組か入手して、いろいろ試してみて、
今年中にできあがればいいかなというペースです。
できあがったらお知らせしますね。

not subject

うわ~。
感激です。
ナデナデさわりたいです。
このままでも、十分なのですが、この上に蒔絵ですか!?
どきどきして、卒倒しそうです。
絵付けされるところを拝見したいです。
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