Francois Francoer『Amans, voulez-vous etre beureux?』

【classic】

新譜でないものは基本的に取り上げないのですが、プレゼントが当たったのでイレギュラー紹介します。
「エスクァイア」日本版の2006年9月号は「発見、クラシック音楽」ということでアーノンクールをはじめとする古楽器が大きく取り上げられていた。そのときはワルツさんのところで盛り上がった。エスクァイアらしく記事と写真のクオリティも高かったけれど、フランスの古楽器レーベル「alpha」がこれまでにリリースした中から選曲されたサンプラーCDが付録についていたので購入してみた。聴いてみたらものすごく音が良く、驚いた。豊穣な音色、弦の震え、混じり気のある音だけれどそれが不純物ではなく厚みに昇華している音色にうっとりとした(付録CDについてはワルツさんのところにこんな記事もあります)。感動してすぐさまalphaレーベルのことを調べ、webで4枚注文した。これはまだ届いていない。ついでにエスクァイアのサイトを観てみたら、alphaのCDを5枚、各1名にプレゼントとのこと。サイト上で応募できるので、気軽に応募してみた。すっかり忘れていて、今日CDが届いた。webだろうが何だろうが個人情報は流してみるものである。alphaのCDはジャケットが黒縁のものが古楽器使用、白縁のものがモダン楽器使用。プレゼントの5枚のうち黒縁は3枚で、もらえるならそっちがいいなあと思っていた。梱包を開けると、見事、黒縁が入っていた。
画像左手前が、あたったCDで、右奥がサンプラーで、いちばん奥がエスクァイア本誌。



Alpha076 レ・フォリー・フランセーズ
フランクール ソナタとエールさまざま
イザベル・デロシェ(ソプラノ)
ミラ・グロデアヌ(バロック・ヴァイオリン)
アンサンブル・オーゾニア(古楽器)

帯コピーを引用すると

ルイ十五世時代のフランスにあって、ルクレールやギニョンらと並ぶヴァイオリニストとしての名声を獲得したうえオペラの世界でも華々しい成功を収めたフランソワ・フランクール(1698?1787)だが、歌心ゆたかなイタリア様式とフランス人好みの繊細な節回しが絶妙の調和をみせる彼の作品群は、その内容に比して驚くほど録音がされてこなかった。ここではフランス随一の実力派イザベル・デロシェが、匂いたつ鮮やかな技量を誇るルーマニア出身のバロック・ヴァイオリン奏者ミラ・グロデアヌとともに、淀みない歌い口と情緒あふれる細やかな表現でその秘められた魅力をありありと描き出してゆく。ヴァイオリンのための多楽章ソナタの合間にオペラのエール(歌)を挟むなど、声楽曲と器楽曲の関連性やコントラストにも気づかせてくれる意欲的かつ変化に富んだプログラム──Alphaレーベルならではの自然な録音が音楽の妙味をくまなく伝える中、いつしか最後まで聴き通してしまう素晴らしいアルバムをここにお届けいたします。


とのことで、聴きたかったものにぴったりとあてはまった。
楽曲、楽器、奏者、録音、すべてがすばらしい。
エール(アリア)が挾まれる妙味は、珍しい体験です。
バロック以前には詳しくないので、日本語の解説もうれしい。
スピーカーを思わず壁から離してしまいました。

ありがとうございました。
6日遅れの、思わぬバースデープレゼントになりました。
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コメント

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ワルツさんありがとうございます。alphaレーベルはすばらしいです。とにかく音が良く、ずっとずっと聴いていたくなります。ボリュームを上げても歪みがないですし(これはオーディオにも依るのでしょうが)、ボリュームを下げても痩せがないですし、教会録音のホール感がとても明瞭で、明瞭ということは、自然です。なんなんでしょうこれは。ECMの美音とも異なる、はっとするくらいのなまめかしさです。

ネーデルランド学派はおもしろそうですね。ポリフォニーが好きなんです。でもマンロウすら聴いたことがありません。イタリアルネッサンスも興味があります。いまフレスコバルディやシャルパンティエを聴いているもので、ようやく俯瞰できるようになってきたというところです。あとは植民地に根づいた西洋音楽とか、そのうち取り上げていこうと思っています。

祝!お誕生日&御当選♪

わ~kotaさん、お誕生日おめでとうございます。
ぴったりの素敵なプレゼントが届きましたね。
alphaレーベル、ジャケットもホント秀逸です。音も古楽器の素朴さと併せ持つ艶っぽさをしっかり再生しているようですね。
この会社、心意気が素晴らしい。(*^。^*)
私もネーデルランド学派のものやイタリアルネサンスの音楽を少しずつ聴いています。バロックのような華やかさ様式美は少ないけれど、ストレートで寂しげな感じが心に響きます。



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