「mono kids」2006年秋・冬号



モノマガジンの子ども版「モノキッズ」に三つ組入れ子椀が掲載されました。
ほとんどがファッションページで、ヒステリックグラマーのジーンズ、マッキントッシュのコート、グレヴィの帽子、フォーナインズの眼鏡など、大人と変わらぬ顔ぶれ。子どもらしいものといえばプチバトーと靴のスタート・ライトくらいでしょうか。子ども服といえば外せないサエグサも、しっかりおさえてあります。などと固有名詞を羅列するとフェデリコ・カルパッチョか田中康夫である。

雑誌が存在するということは市場があるということなのでそれなりに成熟しつつあるとは思っていましたが、広告の仕事を離れて4年、独身子どもなしという私にとっては未知の世界です。当然のことながら子ども市場は日本特有のものなので、海外メゾンは子ども市場に見向きもしていません。子どもには、子ども向けの服が、ちゃんとあります。でもヨーロッパのテーラーにおいてはビスポークが存在します。そんなこんなでそのうちアン・ドゥムルメステールやダーク・ビッケンバーグ、ジョン・ガリアーノやラフ・シモンズなどから子ども服のラインが出てもおかしくない時が来ることもありえなくはないです。悲願の株式上場のためなら傘下のブランドのうち不採算のものはデザイナーも馘首するプラダグループ(ブランドとしてのヘルムート・ラングはプラダに買収され、デザイナーのヘルムート・ラングが首になり、おまけにブランドとしてのヘルムート・ラングそのものも東京の企業に売却しました。他にもジル・サンダーなど事例多し)やLVMHなら、服づくりはクリエイションではなくビジネスなので、やりかねない気がします。

園児(のお母さん)向けの雑誌には競合誌もいくつかあり、おまけにもう少し成長すると自分で服を選ぶ歳になって、女の子の場合は雑誌激戦区の層に早くも突入、いまの雑誌構成だと抜けだせるのは40年後となります。
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