Bjork/VOLTA



【rock&pops】

メジャーなものはあまり取り上げないようにしていますが、ビョーク新譜は特別です。
1965年生まれ。1977年にアルバム「Bjork」でデビューしたのでキャリア30年。意外と長い。2003年のフジロックフェスティバルの記憶もまだ新しいし、前作「メダラ」は購入してすぐに友人に貸したきりだし、ライブDVDがたくさん出たし、ヴェスパタインを5.1chサラウンドのSACDに買い替えたこともあり、私のなかではいまだに「ヴェスパタイン」が現在進行形。待ちわびるという感覚が全然なかった。

今回はビートがすさまじい。強烈。トライバル。9曲目などはブリープテクノによくあった音色でBPM135前後のハンマービート。「デビュー」からのソロキャリアで最も激しいのではないだろうか。ティンバランドが参加したことが大きい。他にはおなじみLFOのマーク・ベル、ソニックユースで叩いたこともあるドラマーのクリス・コルサーノ、マリ共和国の弦楽器コラ奏者トゥマニ・ジャバテ、中国式琵琶奏者のミン・シャオ・ファン、ライトニング・ボルトのドラマーであるブライアン・チッペンデールの(出来上がったトラックを聴きながらの)即興ドラムなど。

アイスランドは独立したが、グリーンランドとフェロー諸島は今でもデンマーク領だ。そのことについて唄っている曲もある。1stシングルである1曲目は、インドネシアの津波被災地を訪れたときに見た夢を基に書かれた。5曲目はかろうじて「ヴェスパタイン」に近い感触だが、アルバム全体としてはハープやオルゴールの音色が天上界を思わせる圧倒的な母性で包み込んだヴェスパタインとはまったく違う。ビョークにとってスペシャルな楽器であるハープの音色がない。自分の声だけでアルバム1枚作り上げた「メダラ」の方法論とも異なる。しかしながら歌の力、声の力をまざまざと見せつけたアルバムとなっている。ジャケットで着ている服は、ベルナルド・ウェルヘルム。ややこしいジャケットは、国内盤限定デジパック。っていうか発売は明日。でもタワレコでPVを流して大きく展開していました。UKリリースは7日。

iTMSでは1500円。
YouTubeにPodcastファイルあり。
DROWNED in SOUNDにはインタビュー
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コメント

セブン様
復帰ライブが高円寺、いいじゃないですか。良くも悪くも復帰らしい感じがします。ジョイ・カードウェルどうでしたか? ハウスの最後の砦な感じがします。ネリー・フーパーは、マッシヴ・アタックの前身のバンドにいた人です。ソロはないと思います。
地方にいると、ものすごく限られた選択肢の中から選ばざるを得ないことが、ときどき苦痛ですね。東京やニューヨークやパリにいるような視点を/も持つことが大切だなと、ひしひしと私も思います。

うおっと

内輪ネタで盛り上がるよくない展開ですが、高円寺でお歌いになるお方は、想像が付きますが、復帰ライブ?が都内って贅沢やないですか?(チックショ~)

Bjorkの「ヴォルタ」は東京で購入。プロモ、バカスカやってて、それで内容わかっちまうだろ!ッて感じでした。
そのほかは、ジョイ・カードウェル(懐かしい)なんかも買いました。

ネリー・フーパーはソウルⅡソウルとマキシ・プリースト作品でしか片鱗にふれていないのですが、僕も大好きです。と、いいつつ、パーソナルな情報はあまり知りません(苦笑)ソロ作品とかないのですかね?

ともあれ、CD、書籍、映画、洋服、玩具など都会の文化力に圧倒されました。全部恩恵うけてまいりました。

今月は貧乏です...。

shosen様
シングル(のPV)を試聴してからのほうが良いかもしれません(←責任逃れ
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bjork/bjork_disco/uicp1083.html
禍々しい音ですが、ライブはもっと激しいです。7日にUK盤が出ますので、そっちのほうがいいかもしれません。同じく観音開きのデジパックをビョークのステッカーでとじてありますが、細部が違います。日本盤では蛇腹になっていた写真たちがそれぞれCDケースになっているみたいです。
http://unit.bjork.com/specials/albums/volta/
レコードプレーヤー、届くの早いですね。最初は音が悪いと感じるかもしれませんが、ある時ふっと良く聴こえたり、気がついたらレコードの音のほうが馴染みが良かったとなったりします。
レコードはスプレーやクリーナーを使わないでください。埃が溝の奥に押しやられるといった理由ではなく、界面活性剤で表面をこすることになりますから。埃や黴は取ることができますが、傷は直りません。洗うなら、水洗いがいちばんです。
また、レコードが磨耗するというのは、1日に何回も聴いたらそうなってしまうだけです。1回聴いたら1日休ませるようにすれば、レコードは1晩で元に戻ります。つくづくアナログな話です。

ビョークですね

こんにちは。
ビョークの新譜、気になっている割には手が伸びず・・でしたが、この記事を拝見しまして、購入に踏み切ることにいたしました。

先日、アドバイスいただいたレコードプレイヤーが届き、ちょっとずつ聴いています。
その節は本当にありがとうございました。また教えていただくことあろうかと思いますので、どうかよろしくお願いします。

「メダラ」は、やってみたかったのでしょうね。私もあまりピンと来なかったので、K氏に3年間貸しっぱなしなわけです。今回はかっこいいですよ。永遠に聴き継がれるというより、いまとてもかっこいい感じではありますが。

W.&L.T.はU2がツアーで着ていた記憶があります。残念ながら今でもあります。ブランドというのは資産価値があって、イギリスでは倒産寸前の企業がバランスシートにブランド価値を加えたりしています。ブランド価値のある企業だけですが。昭和時代の日本で割と知られていたクレージュなどは、信じ難いですがフランスに1店鋪しかない街の服屋になってしまっています。ライセンスビジネスで成り立っているんですね。でもクレージュは来シーズンかその次のシーズンから大復活するはずです。グッチやサンローランが復活したように。しかしエステティックテロリストというブランド名は、まったく成功しそうにない名前でしたね。

「デビュー」はポップグループからマッシヴアタックに続くブリストルの伝説ネリー・フーパーをプロデューサーに起用しただけで、ブリストルマニアの私にとっては神アルバムです。そういえば学生時代に縁のあったこれもブリストル系のスロッビング・グリズルも新譜が出ていました。試聴したら相変わらずでうれしくなりましたが、相変わらずだったので購入しませんでした。

昔が良かったと思いはじめるのは仕方のないことです。医学だか生理学だかでは30歳前後が境目らしいですよ。脳が新しいものに刺激を受けようという態勢にならなくなるそうです。皮膚感覚も衰えます。で、年々強固になり、頑固親父になっていくわけです。なのでスイングジャーナル最新号はソニーロリンズ特集です。こわいですね。私は今でもまだ聴いたことのない音楽のジャンルがたくさんあるので、まだ脳君にはがんばってもらわないといけません。ちなみに味覚の形成は12歳です。マクドナルドはそのことを良く解っているので子ども向けのイメージを作り、子ども向けのおまけだかノベルティだかをつけるわけです。絶対に12歳まで食べさせてはいけません。逸れた話からさらに逸れますが、日本マクドナルドの創設者藤田田氏の名前「田」には「口に十字架」という意味が込められています。父親はイギリス人、母親は日本人で敬虔なクリスチャンでした。日本で立ち上げた頃「マクドナルドは日本人の主食になる」とか「100年食べ続ければ日本人は金髪になる」などと藤田氏は発言していました。彼はGHQの通訳をしていたときにモルガングループの人からユダヤ方式の商法を身につけ、東大卒業後に個人商店を創業して剃刀などをアメリカから輸入したと言われています。でもマクドナルドのグローバル戦略はユダヤ的ではなく、キリスト教布教の精神性と似ているように思えます。えーっと、何の話でしたっけ。

初めて購入したCDはThe Art of Noiseだったのですが、背に「ジ・アート・オブ・ノイズ」と書かれてあるのを見て、ラックには反対側の背が見えるように入れました。カタカナは視認性が高くて目立つんですよねこれがまた。いっそ「騒音の芸術」にでもしてくれたほうがおもしろくていいのにとも思います。

今月は日本のビョークというか本人は否定しているのですが誰もが連想する加賀市在住のすばらしい歌い手が高円寺でライブをします。ものすごく久しぶりです。戻ってきてくれて、とてもうれしいです。

セブン様もライブがんばってください。

ぼるた。

お久しぶりです。
今回のbjorkは、僕も期待度大です。
「メダラ」がたぶん、すご過ぎて、僕的にこけちゃったので、僕の中でbjorkは終わっちまったのかと寂しく想っていたところでした。

ジャケットは相変わらず株式会社「オレ」(和訳)なのかな。
コスチューム担当は今回、広い意味でマニアックですね(笑)
色使いがW&LTか?とも思ったんですが。
(このブランドもうないのかな。)

GWは都会へ行脚ですので、出先で購入です。
日本版がデジパックなのは嬉しいですね。

日本版といえば、イヤなのは背タイトルがカタカナになってるやつ。やめてほしいっス。「Jamiroquai」が「ジャミロクワイ」なんかだとテンション下がります...。デジパックならまさかそんなことないですよね。

でもやっぱり「デビュー」「ポスト」あたりが楽曲的にはみずみずしくて、インパクト大だったなあ...。昔がよかったと思うのは年をとったってことですか...。

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