デロンギのシトラススクィーザー



春から夏、日本の柑橘類が豊富に出回ります。近くのスーパーにも、サンフルーツ、いよかん、八朔、晩柑、紅甘夏などがありました。中国産はもちろんアメリカ産の青果物も口にしないようにしているので、今の季節はうれしいです。この手の柑橘類は食べるのがめんどう。でもジュースにすれば簡単に摂取できます。
Delonghiは、日本でもエスプレッソカフェを展開しているイタリアの家電メーカー。ずっとフォークで柑橘類を絞っていた(慣れるとアウトドアで格好良いです)のですが無駄が出るのでスクィーザーの購入を検討したのが4年ほど前。でも高性能な「マシン」という雰囲気か、ファンシーなものばかりでした。その中でデロンギのものはシンプルさが気に入りました。また、これが購入の決め手となったのですが「デロンギ再資源化システム」というものがあり、不要になったら元箱や段ボールで梱包してデロンギに送れば分別して再資源化してくれます。そういう体制を整えている日本の家電メーカーを私が知らないだけかもしれませんが。

もう3年以上使っています。不具合は一度もありません。構造は単純で、透明のカバーをとって、横半分に切った柑橘類を青っぽい透明のパーツに押しつけるだけ。勝手に回ってくれます。力を抜くと、逆回転します。それだけです。絞ったら、青っぽい透明のやつと、ステンレスのストレーナーを外します。果汁は下にたまっています。持ちやすく注ぎやすい形状で軽いため、簡単にグラスへ注げます。

今回は鹿児島産の紅甘夏。紅といってもピンクグレープフルーツのようなマゼンタ寄りではなく、ふつうのオレンジに近い果肉色。ごつごつしていて中の白いところも固いです。でも、絞ったあとの柑橘類は、白い薄皮だけが残り、気持ち良いくらい果肉だけが消え去っています。



グラスは、bodumのパヴィーナ。ガラスが二重になった中空構造です。絞ったジュースは氷で薄めたくないし、でも冷たいものを飲みたい、というわがままにぴったり。「木は熱伝導率が低く保温性が高いから、熱いものを入れても持つことができるし、冷たいものを入れても外側に水滴がつかない」というのは木を使ってものづくりする人の常套句で私もよく使います。しかし、ここ10年でガラスや陶磁器もがんばっています。絞りたてのジュースやハーブティのニュアンスはガラスのほうがしっくりくることを、漆器を作る私も認めざるを得ません。ガラスの中空構造は特に新しいものではないし、陶磁器でもウェッジウッドが商品化しています。



柑橘類を2つ絞ると、1個半はジュースに、残り半個分はスクイージーにします。ジュース:ヨーグルト:牛乳は、だいたい6:3:1の割合。レシピ通りに作って、どっちつかずのぼんやりした味に感じたら、調節すればいいだけです。ビルドインで作るので、氷の入ったグラスに材料を入れたら、ひたすらステアします。でも案外10秒ほどで均等に混ざります。甘いほうが好きな人はメープルシロップを足すと良いでしょう。グラスはBaccaratのアルクールシリーズのタンブラー。重くて綺麗で、ずっとお気に入りです。内側に漆を塗ったものも使っています。



私の部屋に遊びに来たことのある人なら、ほぼ例外なくカンパリイヨカンを飲んだことがあります。カンパリに少しだけグランマニエを垂らし、絞りたての伊予柑ジュースを加えます。他にも絞ったオレンジでシャンパーニュを割ってミモザ、ウォッカを割ってスクリュードライバー、グレープフルーツがあればお酒の強くない人にスプモーニ。というわけで、夜も大活躍のデロンギです。
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コメント

ジュースだけでなく何事も覚えてしまったら、なかなか戻れないですね。幸か不幸か。いつでもどうぞ。ちなみに夏は遠方より友来たることが多いので、御予約はお早めに。

フレッシュジュース美味しいです。
今年の夏もよろしくお願いしますw
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