フィクションの世界に思いを馳せる

お題に沿った本を挙げるTBの企画。34回。
今回のお題は四季さん
詳しくはリンク先をご覧ください。
架空の場所でも良いみたいなので拡大解釈しました。
ひねくれ回答で申し訳ないです。
本の舞台となった場所へ行きたくなれば、行けばいいと思います。何も問題ありません。
行きたい街や土地はたくさんあるのですが、あまり文芸とリンクしていません。
私が本を読んで「行ってみたいなあ」と思うのは、想像力を飛翔させる作品を読んだときです。



■レイ・ブラッドベリ『火星年代記』
1999年から2026年までの出来事を綴った日記文学というのは嘘で、26の連作短編。

■ボリス・ヴィアン『北京の秋』
砂漠に鉄道敷設。どこが北京なのか秋なのか、さっぱりわからないところが秀逸。

■ディーノ・ブッツァーティ『タタール人の砂漠』
当時のイタリアの世相を批判するには、こういう幻想譚にするしかなかった。

■ベールイ『ペテルブルグ』
実在する街の名前だけれど、これはロシアフォルマリズムと象徴主義の結婚。

■イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』
初訳のタイトルは『マルコ・ポーロの見えない都市』だった。つまりそういう話。

画像は世界地図を模してみました。
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コメント

>四季様
主催おつかれさまでございます。ボリス・ヴィアンはおもしろいですよ。SFも書いています。全集は1巻から読んでいくのが良いと思います。『墓に唾をかけろ』の成り立ち方と中身、若い男子だった私は熱くなりました。プリーストも読まれたんですね、なんだかうれしいです。アイデアがすごいですよね。『魔法』のトリックは、ナイオールの正体、これにつきます。ああプリーストの小説について話したい。

>LIN様
『神を見た犬』は気になっています。光文社古典文庫は、初めて読むには良い訳かもしれませんね。小耳に挟んだ話ですが、いま刊行中のカラマーゾフの兄弟、全巻出たら箱入りセットが出るはずです。ナボーコフが傑作と認めたのは、それらにカフカの『変身』を加えた4つですよ。『双生児』については、これから読もうと思っている人にとってはネタバレになるので、すごさを書けずにもどかしいです。

>Bryum様
リサとガスパールの世界で遊んでいるBryumさんを想像しました。みんな笑っていて楽しそうです。たぶん私のほうがリアリストですよ。私がリサガスの世界へ行ったら「正体不明なフリしてるけど、おまえほんとは犬だろ?」と言いかねません。世界地図、絵巻物があれば広げて南極にしたのですが、残念ながらありません。ついでといっては何ですが、ハッピーバースデー(しかも1日遅れ)。

確かに実在するところとしないところなら
実在するところは行けばいい。おっしゃるとおりです。
フィクションの世界なら、私は絵本の世界に行きたいかもですw
絵付きなので想像力という点ではかけているかもしれませんが。
私はリアリストなのでしょうか。妄想力には長けているのですがw

しかし赤道と、日付変更線本の大きさがジワジワきます。
いつも思うのですが、kotaさんの写真って素敵です。
レイブラッドベリの火星好きです。

わあ、どれもおもしろそうですね。
既読は『見えない都市』のみ。
ブッツァーティは光文社古典新訳文庫から『神を見た犬』が
出てますよね。
でも『タタール人の砂漠』の方がおもしろそうです。
『ペテルブルグ』はナボコフが
『失われた時を求めて』『ユリシーズ』と併せて
20世紀3大文学作品にあげているんですね。
そそられる。
kotaさんが紹介される本は魅力的なものが多くて
困ります。
『双生児』読み終わりました。
あれはトリックを楽しめばいい感じなのでしょうか?
ストーリーそのものはシンプルなような気がしたので…
もっと深い何かがあるのを自分はわかってないんじゃないかと
不安です。
kotaさんに解説してほしいです。

ご参加ありがとうございます

世界地図、かっこいいですね。
ヴィアンは、もう少ししたら全集を読み始めるつもりなんです。
「北京の秋」という題名は気になってたんですけど
なんと、北京でも秋でもないんですか?(笑)
それが秀逸だなんて、なんだかますます楽しみになっちゃいます。

あ、ブログにはまだアップしてないんですが、
プリーストの「奇術師」と「魔法」を読んだんですよ。
魔法のラストって、もしかしてもしかして…?!
と思いつつ、なかなか真相を聞ける相手がいません。(笑)

いやー、本がひっくり返るというか… 世界がひっくり返りますね。
あれがプリーストなんですね。

…って、ここにプリーストばりにダブルミーニングを
篭めたいところなんですが、なかなか上手くいきません。
だってあのナイオール…
や、挙動不審ですみません。(しかも記事が違う…)
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