■なりゆき


「作りたいもの」を現実のものとして図面に描くとき、
しばしば私は「どもる」ことがあります。
器のかたちを考えているとき、
言葉にならない思いが芽生えるように、
形にならないものが浮かんでは消えています。
考えていないときも、
後ろ姿だけがふと脳裏をよぎるように浮かびます。
言葉にならないものが頭に浮かぶときは
言葉ではないから鮮明(言葉そのものを視覚化することは難しい)で、
だからこそもどかしいのですが、
私が何かを思いついたときの「それ」は、もっと曖昧としたものです。
言葉にならない思いといったものよりも、もっと手前にあります。
それをつかまえようとするのですが、
言葉にあたるものすら存在しないために頭の中で正確にイメージできず、
どこか違う感じのものになってしまいます。
私の仕事場は、そうした曖昧なサンプルにあふれています。
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コメント

丁寧なコメントありがとうございます。
ご指摘いただきましたこと誠に感謝いたします。
他にお伝えする手段がないため、公開コメントいたします。
最初の点について;
取引様が指定している名称であり、用途も聞いたものです。
不正確な箇所は正したいと思います。
ふたつめの点について;
実は、正式な形状のものを作っております。
これは取引先様がオープンにしていない情報のため、
製造者である私が勝手に公開することはできないのです。
このことについては多くの方からご指摘をいただいており、
本ブログの記事についても再検討しているところでございます。

ありがとうございました。
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