春の芽吹き

4prilがやってきました。全国のブロガーが桜のベストショットを撮るために奔走しているころ、私は私の畑へ行って春を撮ってきました(渋谷で季節を感じない奴は、どこへ行っても感じない。と誰かが何かに書いていました。春はわざわざ探しに行くものではありません)。これもまた花より団子。肥料ゼロ、水もやらない、やることといえば土づくりと草むしりくらいの畑。土と気候と天候に依存した栽培方法です。

そんなわけで突然ですが「クイズ シェフの気まぐれ春野菜」です。

春です。花が咲きました。何の花でしょう?


正解は、ブロッコリです。

ブロッコリらしくなる前のものは、昆布と一緒に酢の物で食べます。
芯は薄い短冊切りにして生ハムと一緒にパスタの具にします。

これは何でしょう?


正解は、白菜です。
左下に、まだ白菜らしき形をとどめているものが写っています。
穫らずに再び花を咲かせて、種を取ります。永久機関なわけです。
これが白菜の花(のつぼみ以前のもの)。まさに菜の花。
おひたしや天ぷらにしてもおいしい。


ちなみにふつうの菜の花も作っています。

昨日も酢味噌和えを食べました。
油も自分で作りたいのですが、そこまで土地がありません。

これは葱です。

石川の葱はぬめりが多くて甘いので、鍋ものに入れるとトロトロです。

では、この葱は何をしているのでしょう?


正解は、葱を保存しているところです。
葱は、とってもとっても、切っても切ってもまた生えてきます。
食べきれなくなるくらい育ってきたら切ってとり、一旦こうやって成長を止めます。
来週とりにいっても瑞々しい葱、というわけです。
おまけに切ったところからは、また成長してきます。

あと2問。これは何の葉っぱでしょう?


正解は、雑草です。食べちゃいますけどね。
蔬菜か雑草かなんて商業ベースの分類に過ぎません。

では最後。これは何の葉っぱでしょう?


正解は、人参です。葉っぱは素揚げして粉砕していろんなものにトッピングします。
ちゃんと計算したことはないのですが、たぶん葉の出方はフィボナッチ数列です。
最初の葉っぱが上から見たとき「+」の形に出るとします。
で、次に「×」の形に出るとします。
360度で8枚なので、隣の葉っぱとは45度のずれがあります。
その程度ならまだいいのですが、次の葉っぱはどうすれば良いのでしょう。
というわけで、植物にはフィボナッチ数が多用されています。
具体的には、少しずつ角度がずれて生えてきます。
そうすれば、すべての葉っぱに太陽の光があたるわけですね。
洗濯物を干す傘の骨みたいなハンガーとか螺旋階段を眺めるより、
こういうのを探っているほうが楽しい。

とはいっても実際は、そんなこと考えずに土を触っています。
土を触るのは、とても気持ちよい。きたなくなんてないです。
虫や微生物や蝶がたくさんいます。彼らは汚いところに来ません。
で、私は土を触った手でバナナ食ってます。ゴリラです。

中国製の毒物が徐々に明らかになり、地産地消が謳われています。地産地消とは、その土地でとれたものをその土地に住まう人たちが食べる、物流のない世界。少し範囲を広げて都道府県別にすると、カロリーベースの自給率(エクセル形式の表をダウンロードできます)は東京都がわずか1%、北海道が195%で最高。ほんとうに地産地消したらどうなるんでしょうね、野口さん。

ではまた気が向けば夏にお会いしましょう。


Wikipedia:フィボナッチ数
日能研:フィボナッチ数列の性質
おもしろ数学講座:フィボナッチ数
飛行船すうがく:枝分かれはフィボナッチ数列
投資の杜:フィボナッチ計算機
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コメント

i様
ブロッコリ人気ですね。
枝つき枝豆や枝つき唐辛子は見たことがあっても、
ブロッコリは目にすることがないのかもしれません。
白菜のほうがインパクトあると思ったのですが、
会ったり電話した人たちの一番人気もブロッコリでした。

>誰が書いた文?
ごめんなさい、私でした。

ブロッコリカッコヨスwww
白菜は悪い夢に出てきそう…

>渋谷で季節を感じない奴は、どこへ行っても感じない。
誰が書いた文?

lilla様
コメントありがとうございます。
アスパラガス、あれは樹ですね。
季節は空気で感じることができると思うんです。
また、窓を開ければ生き物がもぞもぞしている気配を感じます。

こっちは、平地の桜がもうすぐピークです。
でも山へ入ると、まだ雪で通行止めの道路があります。
ちなみに北陸は奈良や吉野に比べると歴史のない地方なので、
山に桜はありません。

代官山は独特ですね。
17世紀フランスのすてきな暖炉をもつ飲食店があると同時に
ハリランのような店もしぶとく残っています。
神宮前や青山なども多少その傾向があり、
ファッション好きは厚着になりがちだと思います。
(銀座や六本木はファッションではなくブランド好きな気がします)

仕事は季節を感じると思いますよ。
直接的にも財務的にも。
同じ業務でも季節によって内容は変わりますし。
梅雨は単に宴会できないから嫌なのでしょうね。
別に嫌味ではないと思います。季節を感じたいのであれば。

それにしても東京の人は花見好きですよね。
私も毎年4つほど参加していました。
田舎は余裕がなく、なおかつ時間の流れがふだんから遅いので、
改めて花見をして酒を飲む、という機会は少ないです。
トイレがない、というのも原因のひとつではないかと思います。

桜は、うちから歩いて3分の墓地に割と大きな樹があります。
昨日は四合瓶と坂口安吾を持って行き、昼寝しました。
(梶井基次郎は読む気が起きません)
いちおう、先祖の墓にも、天使のわけまえ分くらいをかけました。

http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42618_21410.html

ブロッコリの木、すごいですね。母親がアスパラガスを育てていますが、あの木もわさわさと育ってすごいですよね。

>渋谷で

春と言っても一週間単位で刻々と変わっていきますよね。
街路樹のモクレンの花が終わり、ソメイヨシノが満開、大島桜がそのあと少し遅れて満開に、そのあとは八重桜が、シャクナゲの甘い香りが…、といった花暦も、都会に於いても気をつけていなくても感じることは出来ますよね。
花に特に興味がなくても人々の服装(ただ代官山辺りの人のファッションは季節感が妙にずれているし、男性ファッションはスーツ族に限らず、ジャージ族や年中似たり寄ったりの人はいますが)、日差しの変化で春を実感することは多いです。

そういえば「楽しい花見の日々がすぎてからは仕事ばかりで季節を感じることがありません」と言った知人に「梅雨や夏になれば嫌でも季節を実感できますよ」と言った私はイヤミな人間でしょうか(笑)
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