北陸中日新聞 2008.1.27付



中日新聞といってもブロック紙の北陸バージョンではなく、地方紙。
取材でお越しいただいた方が地元出身ではないので、客観的に加賀の工芸を視ていてとてもとても話が合った。疑問から入る取材はとても楽しい。単なるいちゃもんや否定ではなく、こうなっているからこうすべき、というのを解っている。こういうのは、耳あたりの良い言葉を羅列して工芸大国であるかのように謳う、石川で圧倒的なシェアを持つ某新聞では絶対に不可能だ。でも、これこそがジャーナリズムだ。

そして、デザインは理論、自然をモチーフにするのは愚の骨頂、素材にこだわるのは長く使えるように、体に害がないということは環境にも害がない、素材が長く使えるものであってもデザインが「いま新しい」ものだったら古くさくなって使われなくなる、だからデザインも長持ちするものを、そういった私がふだん思っていることを深く理解してくれた。そんなわけで棕櫚箒とか包丁とかで話は盛り上がった。
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