トヨタ プリウス  その2



2005年にプリウスが来てから、10年経ちました。
 


当時は周囲から「なんでそんな年寄りくさいのにしたんだよプゲラ」とか言われまくりました。ところがどうでしょう。10年の間にハイブリッドは普通のものとして受け入れられるようになりました。

プリウスの前に乗っていたのは雪国でも安心のレガシィツーリングワゴンでした。雪国でも安心なのだけれど、何とびっくり、東京へ行くとき、往路の途中で給油しなきゃならないほど燃費が悪かったのです。つまり、東京へ行って帰るには、給油が2回は必要なのです。今に思えば当時のクルマはリッター10kmあるかないかがあたりまえ。レガシィに罪はありません。

プリウスは、トヨタが満を持して発表した車種です。些細なミスも大きく叩かれることは間違いない。ってことは、故障や交換などは滅多にないはず。と私は踏んで、初期ロットが出回った後のものを購入しました。10年で13万km走った中で、故障といえば滋賀県で電気系統のトラブルが発生して文字通り路頭に迷ったことが1回あるだけです。都市伝説のように言われていたバッテリー交換で何十万も取られるなんてこともなく、というかバッテリーは今でも調子が良く、燃費や走行性能は買ったばかりの頃と何ら変わりません。先日京都へ行ってきたときも、行程の半分以上が高速道路だったにもかかわらず(プリウスは時速40〜60kmくらいが最も燃費が良くなるように、ちゃんとなっている。高速道路などはうっかりするとリッター15kmを下回ることもある。主に運転手次第なのだけれど)、リッター21.5kmという結果だった。充分である。


行程の6割以上が高速道路で、この燃費。


買ったばかりの頃は、ときどき「お金もってるねえ」と言われた。車格だかグレードだか走行性能だかで同じクラスのエンジン車(1600cc)よりも50万円ほど高価だからだ。でも皆様ご存知の通り私はお金持ちではない。お金持ちではないからこそ、プリウスにしたのだ。もし仮にレガシィツーリングワゴンを今でも乗り続けていたら。大きく揺れ動いたここ10年間のガソリン料金を乱暴にも110円と決めつけて試算すると、レガシィツーリングワゴンはリッター8kmだったので、13万km走ったわけだから、ガソリンは16250リットル消費したことになる。ガソリン代は178万7500円。プリウスはリッター25kmなので、5200リットル消費したことになる。ガソリン代は57万2000円。その差は実に121万5500円にもなるのだ。50万円の差額なんてとうに回収できている。

ふだんの生活だけなら、ガソリンスタンドへ2か月行かなかった、なんてことがしょっちゅうある。なので窓ガラスやサイドミラーを拭いてくれる人もいないので、自分で拭いている。ちなみに洗車は一度もしたことがない。まめに洗車しなくていい色を選んだので、気にならない。幸い日本は雨が降る。だいたいの汚れは落ちる。わけのわからない化学物質の洗剤で洗車すれば、その排水が側溝を伝って川へ流れて行く。田舎の下水なんてそんなものである。そんなことをするくらいなら、雨で水洗いするだけのほうがいい。私はエコロジストではないが、エコというのは、そういうことを言う。燃費の悪いクルマをいつまでも使い、洗剤で洗車するなんてのは、正反対なんです。

20万kmまでは問題なくいけそうな気がしてきたので、まだしばらくはこれが相棒です。
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