セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち


ゲンズブール没後25年。バンドデシネ(漫画)が出て、邦訳も出た。


セルジュ・ゲンズブール。私はいちばん好きなミュージシャン。
ゲンズブールについては以前まとめて記事にした。
どういう人なのか、何をしたのかは、そちらをご覧ください。


最も気に入っているコマ。泥酔したアル中を描くには最高の構図。

この漫画は、ゲンズブールの生涯を知っている人なら楽しめる。とても楽しめる。ゲンズブールを知らなくてこれで初めて生涯を知るとなると、とんでもなく早回しだし断片的。100ページ足らずで、あっという間に終わる。何しろゲンズブールのファンは「ゲンスブールまたは出口なしの愛」という400ページ近い伝記を読んでいるのだから、おかしな言い方だけれど、このバンドデシネよりもゲンズブールのことを知っている。で、断片のひとつひとつが懐かしく、その断片を選んだことに嬉しくなったり疑問に思ったりする。



漫画よりも実際(写真や映像)のゲンズブールやブリジッド・バルドーやジェーン・バーキンのほうが圧倒的に存在感も美しさもある。


ディスコグラフィ。この後に長々と綴られる近年のカバーやオマージュなどは、どうでもいい。

しかし1500部完全限定と謳っておきながら、発売予定日よりも早く購入できてしまうというのは、些かどうなのかと思う。きっちり発売日を覚えていて、正しく発売日にいざ買うぞとなったら売り切れという事態も有り得るからだ。2016年の日本に、ゲンズブールの漫画を二千円出して買う人が1500人もいるとは思えない(アマゾンに在庫あり)のでこの場合はどうにか助かったが、他のケースなら悲劇が起きかねない。




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