続きを読む

加賀棒茶



お茶といえば京都、静岡、狭山。全国制覇したわけではないのですが、私の好みでいえば岐阜と茨城も美味しいです。棒茶という言葉は聞き慣れないかもしれません。葉っぱではなく茎を使ったほうじ茶のことです。ご覧の通り、茎。とはいっても一般に茎茶と呼ばれているものとも異なり、葉っぱを摘んだ残りの茎ではありません。芽茶と呼ばれるものもありますが、それとも異なります。というわけで部位で分類せずに炒るのでほうじ茶ということなのでしょう。川上元美がデザインしたので当然グッドデザイン賞も獲ったピッチャーだったかポットだったかも売り出したり、近年ブランド化が著しい丸八製茶場が作っています。テトラバッグの水出し専用もあり、手土産や贈答でのリピートリクエストが最も多いです。画像のものは「加賀棒茶 紺」という種類。同じ50グラムですが、袋<缶<箱入り缶、の順で価格は高くなっていきます。中身は同じです。

続きを読む

続きを読む

CAVA Roger Goulart brut rose



ロジャーグラートは、芸能人のブラインドテストでドン・ペリニョン・ロゼと間違えた人が続出した、スペインのスパークリングワイン、カヴァ。ときどき、光栄なことなのか、それはそうだろうということなのか、いまひとつはっきりしない売り文句がある。そのせいで敬遠していたのだが、安く分けてもらえたので飲んでみた。ドン・ペリニョンと間違えるということはないけれど、しっかりとしていて複雑で深い。アタックは強くなく、辛くもなく甘くもない。中庸で勝負できるのは自信の表れだろう。シャンパーニュと同じ製法を守り続けている、お買得なロゼ。

京都の夜

MIHO MUSEUMの内覧会のあと、京都へ。
京都で生まれ育った人に、先斗町のお店へ連れて行っていただく。
司馬遼太郎をはじめとした著名人が、ふらりと訪れたところ。
春の魚と京野菜が、すっと体にしみこんでいった。

その人が仕入れてきた木の端材をあずかって作った盃を渡した。
納品のつもりで持参したけれど、さっそく盃を皆で使い、お酒を悦しんだ。
こういう、すばらしい、他ではできない体験があるから、この仕事は楽しい。

続きを読む

続きを読む

純米大吟醸無濾過原酒

nihonshu

名前でない名前のお酒。
ちりめん山椒と一緒に、京都から訪れた方からいただいた。

アブサン

absente

ボードレールやゴッホが耽溺した酒。
幻覚を視るということで、約1世紀前に製造禁止となった酒。

ついに解禁。注文していたグラスとスプーンも届いた。
グラスに注ぎ、スプーンをのせ、スプーンに角砂糖をのせ、
その上から水を注ぐ。

透明な緑色が、白く濁ってくる。

SOFIA



まだ幼かったころ、ソフィアは映画監督である父親のコッポラにおねだりした。
「炭酸が強くなくて、おいしくて、でも高くないシャンパンを作って」と。

カリフォルニアのワイナリーを購入したコッポラは、
金持ちの道楽や投機を超えた情熱でワインづくりにはげんだ。
そもそもコッポラは一度「地獄の黙示録」で破産している。

ソフィアの結婚式でふるまわれたのは、このスパークリングワイン、ソフィア。

軽くて、おいしい。そして高くない。